- taftb
寒い時期の栄養とのおつきあい②
最近お天気が不安定ですね^^;
昨日のお昼はポカポカ陽気でしたが今日、明日でまたどかっと降るみたいです。
毎朝の日課が雪かき。な、季節が本格的にやってきそうですね。
冬が楽しみな私にとってはものずごく焦らされた感じがしますが(笑)
前回、おいし~いイベントで気を付ける食べ合わせと乾燥対策のおはなしをすると言いましたが
今週は少しだけ脱線してこの時期特に耳にする「二日酔い」についてお話します。
二日酔いは自分の代謝能力以上の量のアルコールを摂取したとき引き起こされる吐き気、めまいなどの不快な身体状態のことを言います。
お酒を飲むと体内ではアルコールを分解してアセトアルデヒドという物質になり、さらにそれを分解し酢酸にします。
そして最終的には水と二酸化炭素になり体外に排出されますが、このアセトアルデヒドは毒性がとても強く自分の代謝能力以上のアルコールを摂取することで肝機能に大きな負担がかかり二日酔いの原因の1つであるとも考えられています。
実は、二日酔いのはっきりとした原因というのは解っておらず、前述したアセトアルデヒドの影響や他にもホルモンバランスの乱れ、
脱水や低血糖、アルコールによる胃炎などなどどれか1つのせいで、というよりも色々な原因が重なり合って二日酔いが起きているという説が1番有力だそうです。
また、アセトアルデヒドの分解が遅い人は飲んでる途中に顔が赤くなったり眠くなったり動機が激しくなったりもします。
私もお酒は弱いほうで、まさに顔が赤くなり眠くなり・・・で1次会でさよ~なら~なんてこともしばしば(^^;
でも「ちょっときついかも」と思ったら無理しないのが正解ですよね!
分かってはいるんだけどね・・・と思う方も多くいらっしゃることでしょう(笑)
そんなつらーい二日酔いを防ぐためのポイントは、
○水やお茶などの水分も一緒に摂る
水やお茶を飲むことで血液中のアルコール濃度を抑え、アルコールによる利尿作用からの脱水症状も抑えることができます。
○空腹時に飲まない!
空腹時にお酒を飲むとアルコールの血中濃度が短時間で上がり酔いもはやくなります。その分体への負担も大きくなります。
またアルコールで刺激され胃の中で炎症を起こしたりもします。危険なのでお酒を飲むときは何か食べてから!
○肝機能を高めるおつまみを食べる
アルコールを分解する酵素はたんぱく質からできています。なのでたんぱく質をたくさん含む枝豆、湯豆腐、魚などを積極的に食べるようにしましょう。
そしてたんぱく質、脂質、糖質の代謝を助けるビタミン類を多く含むスティック野菜、トマトなども効果的です。
さらにアルコールをろ過する、汗や尿などで毒を体外に排出するなどの肝機能を高める効果のあるタウリンを多く含むあさりの酒蒸しやきのこのホイル焼き、
マグロの山かけなども積極的に摂ると良いでしょう。
普段から何気なく食べてるおつまみたちも実はお酒と相性の良い食品たちばかりなのですね!
かといって食べすぎ飲みすぎは禁物ですよ(^^;
では今回はこの辺で。
次回更新もお楽しみに♪
イマ子