- taftb
寒い季節の栄養とのお付き合い③
忘年会シーズン真っ只中ですね。
最近夜の街がにぎやかです^^*
さて、皆様。
飲みすぎていませんか?(笑)
お酒=太る
という印象を持たれる方も多いと思いますが、
実はお酒には食欲を増進させる効果もあるのです。
というのもアルコールには胃液の分泌量を増やして消化を促す作用があるからなのです。
中でもワインやビールなどに含まれる炭酸ガスや苦味成分ホップは、胃壁を強く刺激するので食欲増進効果が高いといわれています。
また、アルコールは脳の緊張をほぐす作用もあり、アルコールを摂取すると気持ちがリラックスし、食欲が増してくることにも関係してきます。
なので
お酒を飲む
→食欲が増す
→つしょっぱいおつまみやあぶらっこいおつまみにも手が伸びてしまう
→のどが渇く
→お酒を飲む
という悪循環が生まれてしまうのです。
その悪循環を起こさないために必要なポイントが
「お酒とおつまみの選び方」です。
お酒は蒸留酒よりも醸造酒の方が二日酔いしやすいです。
醸造酒は酵母による発酵のあと処理をしませんので 含まれるアルコールの種類が1種類でなく 量の違いはありますが数十種のアルコール成分が含まれています。
それに対して蒸留酒は醸造酒を一定の温度で温めることで その温度で揮発するアルコールのみを摘出しています。 ですからウイスキー、焼酎に含まれるアルコールはほぼ1種類しかありません 肝臓の処理能力は摂取したアルコールが1種類であれば 非常に効率よくアルコールを分解してくれますが 数種類のアルコールを一度に摂取すると処理能力が落ち、分解が間に合わなくなってしまいます。
これが醸造酒が二日酔いになりやすい原因となります。
蒸留酒の中でもおすすめなのが日本酒の熱燗と、焼酎のお湯割などです。
脂肪の燃焼、エネルギーの消費といった、代謝アップを望めるあたたかいor常温のお酒が望ましいです‼
そしておつまみの選び方。
飲み会の席でよくよく目にする「お酒」×「フライドポテト」
ダメです。ブブーです。
アルコールを分解する過程で肝臓では脂肪の合成を進める酵素が発生します。
フライドポテトなどの高脂肪食品を一緒に摂ると脂肪を吸収しやすくなり
中性脂肪が増えて肥満、脂肪肝、肝硬変を招きやすくなります。
ちょっと意外なのが「焼酎・炭酸」×「グレープフルーツ」
飲んだ後にはさっぱりとしたものが食べたくなりますが、グレープフルーツは避けた方が◎。
グレープフルーツには肝臓の解毒作用を低下させる働きがあるので、焼酎等と一緒に摂るとアルコールの血中濃度が急激に上昇。
さらに炭酸がそれを助長してしまい、最悪急性アルコール中毒になってしまう恐れもあります。
飲みすぎたー、食べすぎたーと後悔する前にちょっとだけ自分とメニュー表を見つめなおしてみてください♫